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GIMP思い込みチュートリアルGIMPの使い方

画像編集ソフトGIMPの使い方(チュートリアル)を中心に、GIMPに関する事を書いています。
思い込みで書いている部分もあると思いますので、コメントでのご指摘、随時募集中です。

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GIMPを使って消しゴムを描く方法

081106Eraser01.jpg前回鉛筆の描き方についてまとめたので「鉛筆があるなら消しゴムも」と実に安直な発想から消しゴムを描いてみました。

右の画像のような消しゴムができます(画像はクリックすると拡大します)。

詳しくは以下の通り。
今回の手順です。

以下、画像をクリックすると拡大表示します。



Step1.消しゴムの断面を塗りつぶす


GIMPを立ち上げ、ファイル>新しい画像から新しいファイルを作成します。
大きさ:400×400px、背景:

レイヤー>レイヤーを追加
説明のため、このレイヤー名を断面としておきます。

(矩形選択)で、消しゴムの断面に当たる部分を画像ウィンドウの左下辺りに、適当に選択します。
この時オプションの角を丸めるにチェックを入れ、値を20にしておきます。
081106Eraser02.jpg

(塗りつぶし)で描画色を#000000にして、選択範囲を塗りつぶします
081106Eraser03.jpg

選択>選択を解除



Step2.消しゴム本体を描く


レイヤー>レイヤーを複製
複製もとのレイヤーを非表示にしておきます。
081106Eraser04.jpg

複製したレイヤーでフィルタ>ぼかし>モーションぼかしで以下のように設定

ぼかしの種類:線形
長さ:100
角度:120

081106Eraser05.jpg

レイヤー>透明部分>不透明部分を選択範囲に
(塗りつぶし)で、描画色を#ffffffにします。
オプションの塗りつぶし範囲で選択範囲を塗りつぶすにチェックが入っていることを確認して、選択範囲を3回ほどクリックして塗りつぶします。
081106Eraser06.jpg



Step3.消しゴムに汚れを付ける


レイヤー>レイヤーの追加
フィルタ>下塗り>雲>ソリッドノイズで以下のように設定。

Xサイズ:5
Yサイズ:5


レイヤーのモードを焼き込みに、不透明度を50にします。
081106Eraser07.jpg

レイヤー>レイヤーの追加
(塗りつぶし)で、描画色を#666666にして塗りつぶします。
レイヤーのモードを焼き込みに、不透明度を50にします。
081106Eraser08.jpg

選択>チャンネルに保存で選択範囲を保存しておきます。
選択>選択を解除



Step4.カバーを描く


レイヤー名断面を1番上に配置します。

レイヤー>変換>オフセットで以下のように設定

X:30
Y:-52


ちなみに、オフセットの値の関係は、

X:任意
Y:Xの値 × tan(モーションぼかしの角度)

です。モーションぼかしの角度が90度より浅いときは、Yの値の符号を逆にして下さい。値を変えるときはこれを参考にして下さい。


レイヤー>レイヤーを複製
複製したレイヤーを表示させます。
081106Eraser09.jpg

フィルタ>ぼかし>モーションぼかしで以下のように設定

ぼかしの種類:線形
長さ:140
角度:120

081106Eraser10.jpg

レイヤー名断面を選択し、レイヤー>透明部分>不透明部分を選択範囲に

先ほどモーションぼかしをかけたレイヤーを選択し、編集>消去

選択>選択を解除
081106Eraser11.jpg

色>トーンカーブでチャンネルをアルファにして下の画像のように設定。
081106Eraser12.jpg


不要な部分を(消しゴム)で消します。
081106Eraser13.jpg

フィルタ>ぼかし>ガウシアンぼかしでぼかし半径を1にして、ぼかしをかけます。

レイヤー>透明部分>不透明部分を選択範囲に



Step5.カバーに色づけ


レイヤー>レイヤーを追加

(ブレンド)で以下のように設定します。

081106Eraser14.jpg

グラデーション:French flag
形状:線形


グラデーションをかける時の注意。
今回はモーションぼかしで、水平方向左から時計回りに120度方向に消しゴムの形をとっています。
グラデーションは、この消しゴムと垂直な方向にかけるため、水平方向左から時計回りに30度となる方向にかけます。グラデーションをかける際、キーボードのCtrlキーを押しながらだと、15度おきの角度を指定できます。
下の画像のようにカクッカクッと水平方向左から時計回りに30度になる方向にグラデーションをかけてください。
081106Eraser15.jpg

(色域を選択)をクリック。オプションのしきい値を0に。
グラデーションで塗りつぶした、赤い部分をクリックして選択範囲にします。
(塗りつぶし)で描画色を#000000にして、選択範囲を塗りつぶします。

同様に(色域を選択)でグラデーションの青部分を選択範囲にして、#0000ccで塗りつぶします。
081106Eraser16.jpg

以下の手順で塗りつぶしの際、カバー部分からはみ出した所を削除します。

1つ下のレイヤーを選択。
レイヤー>透明部分>不透明部分を選択範囲に
黒と青で塗りつぶしたレイヤーを選択。
選択>選択範囲を反転
編集>消去



Step6.カバーにハイライトをつける


選択>選択範囲を反転
レイヤー>レイヤーを追加

グラデーションで以下のように設定して、消しゴムの左の角辺りにハイライトをつけます。

描画色:#ffffff
グラデーション:描画色から透明
形状:双線形

レイヤーの不透明度を50にします。
081106Eraser17.jpg

選択>チャンネルに保存



Step7.消しゴム側面に影をつける


レイヤー>レイヤーを追加
(矩形選択)で適当に選択。この時角を丸めるのチェックを外しておきます。
(遠近法)で、変換対象を選択範囲にします。選択範囲を、消しゴムの右側面に沿うように変形します。
081106Eraser18.jpg

(塗りつぶし)で描画色を#000000にして選択範囲を塗りつぶします。
選択>選択を解除
フィルタ>ぼかし>ガウシアンぼかしで、ぼかし半径を20にして、ぼかしをかけます。
レイヤーの不透明度を50に。
081106Eraser19.jpg



Step8.消しゴム全体に影をつける


チャンネルウィンドウ(チャンネルダイアログ)を表示。チャンネルウィンドウが無い場合はウィンドウ>ドッキング可能なダイアログ>チャンネルから開けます。
下の画像のように、保存してあるどちらか一方を選択範囲にします。さらにもう一方を選択範囲に加えます。
081106Eraser20.jpg

レイヤー>レイヤーを追加
このレイヤーを1番下にある「背景」レイヤーの1つ上に配置します。
081106Eraser21.jpg

(塗りつぶし)で選択範囲を#000000で塗りつぶします。
選択>選択を解除
フィルタ>ぼかし>ガウシアンぼかしで、ぼかし半径を60にして、ぼかしをかけます。
(移動)で、消しゴムの影になる位置まで移動させます。
レイヤーの透明度を60に。
081106Eraser22.jpg



Step9.文字を挿入


もっともらしく見せるため(文字)でERASERなど適当に書き込みます。この文字レイヤーは1番上に配置しておきます。
(遠近法)で、変換対象がレイヤーになっているか確認して、消しゴムのカバーの白い部分に沿うように変形させます。
081106Eraser23.jpg




Step10.背景にグラデーションをかけて完成


(ブレンド)で以下のように設定。

描画色:#cccccc
背景色:#ffffff
グラデーション:描画色から背景色(RGB)
形状:線形

1番下の背景レイヤーで、右下から左上にグラデーションをかけます。

これで完成。

081106Eraser24.jpg



あとは画像>画像の拡大・縮小で画像サイズを変更したり、(矩形選択)などで必要な部分だけ選択し、画像>選択範囲で切り抜きで切り出したりして保存してください。

いつも書いていますが、途中で使用している値や色などは適当な物です。色々変えてみて自分好みのものに仕上げてください。


おしまい。
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コメント一覧

コメント数:1

No1.素晴らしいチュートリアルです。

難しい作品を分かりやすいチュートリアル、ありがとうございます。

2010年 02月 25日

美穂

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