![081209dice00.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1228787750?w=199&h=199)
最近、時折「上手くいかねぇ~、上手くいかねぇ~」と愚痴っていたサイコロを描く方法です。
最終的に横の画像のようなサイコロが描けます(画像はクリックで拡大します)。
今回はサイコロに仕立て上げていますが、立方体(直方体)な物なら他の物にも応用できます。
また、チュートリアルを2つに分けました。この記事は前編のチュートリアルです。後編は下のリンクからどうぞ。
GIMPでサイコロ(角丸な直方体)を描く方法・後編(全2回)
という事で、前編の詳細は以下の通り。
今回の手順です。
Step6~Step11は
後編です。
以下、画像はクリックすると拡大表示します。
Step1.ガイドの設定
GIMPを立ち上げ
ファイル>新しい画像から新しいファイルを作成します。
大きさは400×400px、背景は白。
始めに、表示メニューの
ガイドを表示と
ガイドにスナップにチェックが入っていることを確認します。
画像ウィンドウのルーラー(目盛)部分からドラッグするとガイドを追加できます。
縦方向、横方向とも90、200、310に、計6個のガイドを配置します。ガイドとガイドの交点がサイコロの目を配置する所になります。
![081209dice01.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1228787751?w=378&h=500)
Step2.サイコロの面を作成
レイヤー>レイヤーを追加などから新しい透明なレイヤーを作成します。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1193867267)
(塗りつぶし)を使って#eeeeeeで塗りつぶします。
レイヤー>レイヤーを複製でこのレイヤーを2つ複製します。
説明のため3つのレイヤーの名前を下から「3の目」「5の目」「1の目」としておきます。
この3枚のレイヤーを非表示にします。
![081209dice02.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1228787752?w=267&h=335)
Step3.3の目を描く
レイヤー>レイヤーを追加![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1193867167)
(楕円選択)で、
「値を固定」にチェック。「大きさ」を選択します。値は「80×80」。
![081209dice03.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1228787753?w=232&h=432)
画像ウィンドウのど真ん中に選択範囲を作ります。この時「ガイドにスナップ」にチェックが入っていると、選択範囲の中心がガイドに近づくとピタッと吸い付きます。
選択範囲を#000000で塗りつぶします。
レイヤー>レイヤーを追加![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1193867268)
(ブレンド)で以下のように設定。
グラデーション | : | Brushed Aluminium |
---|
形状 | : | 円錐形(非対称) |
---|
選択範囲の中心から右上にかけてグラデーションをかけます。
レイヤーの不透明度を40、モードをハードライトに設定します。
レイヤー>レイヤーを追加![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1193867268)
(ブレンド)で以下のように設定。
描画色 | : | #000000 |
---|
グラデーション | : | 描画色から透明 |
---|
形状 | : | 放射状 |
---|
選択範囲の上から下にかけてグラデーションをかけます。
背景レイヤーを非表示にして
画像>可視レイヤーの統合で3つのレイヤーを1つにします。
レイヤー>レイヤーを複製で、このレイヤーを2つ複製します。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1193867222)
(移動)を使ってサイコロの3の目になるように、3つのレイヤーを配置します。この時、目の中心がガイドとガイドの交点になるように配置します。
![081209dice08.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1228787780?w=400&h=399)
レイヤー「3の目」を表示します。
画像>可視レイヤーの統合で4つのレイヤーを1つにします。この時、統合されたレイヤーの大きさは「キャンパスサイズ」を指定します。
![081209dice09.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1228787781?w=400&h=253)
統合したレイヤーは、とりあえず必要無いので非表示にしておきます。
Step4.5の目を描く
レイヤー「5の目」を表示。
レイヤー>レイヤーを追加で「5の目」の上にレイヤーを追加。
選択範囲を#000000で塗りつぶします。
レイヤー>レイヤーを追加![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1193867268)
(ブレンド)で以下のように設定。
グラデーション | : | Brushed Aluminium |
---|
形状 | : | 円錐形(非対称) |
---|
選択範囲の中心から左上ににかけてグラデーションをかけます。
レイヤーの不透明度を20、モードを「ハードライトに設定します。」
レイヤー>下のレイヤーと結合で2枚のレイヤーを1枚にします。
このレイヤーを4つ複製し、サイコロの5の目になるように配置します。目の中心がガイドとガイドの交点になるように配置してください。
画像>可視レイヤーの統合で表示状態にある6つのレイヤーを1つにします。この時、統合されたレイヤーの大きさは「キャンパスサイズ」に設定します。
![081209dice11.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1228787805?w=400&h=291)
統合したレイヤーは、とりあえず必要ないので非表示にしておきます。
Step5.1の目を描く
レイヤー「1の目」を表示。
レイヤー>レイヤーを追加などから、「1の目」の上に新しい透明なレイヤーを作成します。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1193867167)
(楕円選択)で、
値を固定にチェック、「大きさ」を選択、値は「120×120」。
画像ウィンドウのど真ん中を選択します。
選択範囲を#cc0000で塗りつぶします。
レイヤー>レイヤーを追加![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1193867268)
(ブレンド)で以下のように設定。
グラデーション | : | Brushed Aluminium |
---|
形状 | : | 円錐形(非対称) |
---|
選択範囲の中心から下に向ってグラデーションをかけます。
レイヤーの不透明度を20、モードをハードライトに設定します。
レイヤー>レイヤーを追加![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1193867268)
(ブレンド)で以下のように設定。
描画色 | : | #000000 |
---|
グラデーション | : | 描画色から透明(反転にチェック) |
---|
形状 | : | 放射状 |
---|
選択範囲の上から下ににかけてグラデーションをかけます。
レイヤーの不透明度を50に設定します。
画像>可視レイヤーの統合で表示してある4つのレイヤーを1つにします。
![081209dice15.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4d4434f1cd51bd008a449b05065fa3ae/1228787816?w=267&h=399)
以降、ガイドは必要ありません。非表示にしたい方は
表示>ガイドを表示のチェックを外してください。
前編はここまでです。続きは下のリンクからどうぞ。
GIMPでサイコロ(角丸な直方体)を描く方法・後編(全2回)
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