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GIMP思い込みチュートリアルGIMPの使い方

画像編集ソフトGIMPの使い方(チュートリアル)を中心に、GIMPに関する事を書いています。
思い込みで書いている部分もあると思いますので、コメントでのご指摘、随時募集中です。

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メディアプレーヤーの操作ボタン

相変らずコメントフォームの送信ボタンを作ろうと考えているんですが、良さ気なものができません。

で、そうこうしている間に、今回は何故かメディアプレイヤーの操作ボタンに行き着いてしまいました。別にWindows Media Playerのボタンを再現しているわけではありません。なんとなく再生ボタンに行き着きました。
右の画像の様なものができます。

詳しくは以下の通りです。
今回の手順です。



以下、画像はクリックすると拡大表示します。


Step1.新規ファイル作成


GIMPを立ち上げ、新しいファイルを作成します。サイズは300×300ピクセル。
(塗りつぶし)で背景を#000000(黒)で塗りつぶします。



Step2.輪郭の塗りつぶし


「レイヤー>新規レイヤー」で新しい透明なレイヤーを作成します。

以下の手順で、描画領域の中心を真円で選択します。
道具箱の(楕円選択)をクリックします。
Fixedにチェックを入れ「大きさ」を選択。サイズを「270×270」にします。
どこでも良いので適当に選択した後、道具箱の「Position」の値を両方「15」にしてEnterキーを押します。
080615PlayerButton01.jpg

(塗りつぶし)を使って選択領域を#0000ffで塗りつぶします。
080615PlayerButton02.jpg



Step3.ぼかしたグラデーション


新しい透明なレイヤーを作成します。
「選択>境界をぼかす」で、ぼかす量を20にします。

(グラデーション)をクリックし、下のように設定してグラデーションをかけます。

前景色:#0000ff
背景色:#00ffff
グラデーション:前景から背景(RGB)
形状:形状広がり(球面)

レイヤーダイアログでモードを「スクリーン」に設定します。
080615PlayerButton03.jpg

「選択>None(Ctrl+Shift+a)」で選択を解除します。


Step4.グラデーションフレア


新しい透明なレイヤーを作成します。

「フィルタ>光と影>グラデーションフレア」をクリック。
選択で「Distant Sun」を選択。
設定で中央の値をX、Y共に「100」に設定して「OK」クリック。
080615PlayerButton04.jpg



Step5.グラデーションフレアの変形


「色>色相-彩度」で彩度を-100にして「OK」クリック。
080615PlayerButton05.jpg

「フィルタ>歪み>Polar Coordinates(極座標)」
「上側からマップ」のチェックを外し、「極座標へ」にチェックが入っていることを確認して「OK」クリック。
080615PlayerButton06.jpg

(回転)をクリック。描画領域をクリックすると下のようなダイアログが開くので、Angleを「-150」にして「回転」をクリック。
080615PlayerButton07.jpg

(移動)を使って、境界に沿うような位置へ移動させます。
080615PlayerButton08.jpg

レイヤーダイアログでレイヤーモードを「彩度」に設定します。
次に、このレイヤーを複製し、レイヤーモードを「除算」に設定します。
080615PlayerButton09.jpg



Step6.Gfigで再生マークを作成


以下の手順で再生マークを描きます。

下から二番目の、Step2で#0000ffに塗りつぶしたレイヤーを選択します。
「フィルタ>下塗り>Gfig」をクリック。
(正多角形の作成)で、以下のように設定します。

角の数:3
ストローク描画:#ffffff(白)
塗りつぶし:色で塗りつぶす/#ffffff(白)

設定したら、再生ボタン風な三角を描きます。
大きさなどを調整して、気が済んだら「閉じる」をクリックします。
Gfigの使い方については「Gfigの使い方概説」という記事がありますのでそちらも参照してください。
080615PlayerButton10.jpg



Step7.再生マークの装飾


「レイヤー>透明部分>選択領域をアルファチャンネル」で三角部分を選択します。

(グラデーション)で以下のように設定します。

前景色:#666666
背景色:#ffffff(白)
グラデーション前景から背景(RGB)
形状:Linear(線形)

設定したら下の画像の矢印の向きにグラデーションをかけます。
080615PlayerButton11.jpg

新しい透明なレイヤーを作成し、このレイヤーの下に配置します。

「選択>選択領域の拡大」で5ピクセル領域を拡大します。

設定は先程と同じままで、逆方向からグラデーションをかけます。
080615PlayerButton12.jpg

「選択>None(Ctrl+Shift+a)」で選択を解除します。

「フィルタ>ぼかす>ガウシアンぼかし」でぼかし半径を7にします。
で、完成。
080615PlayerButton13.jpg



Step8.最後に


サイズを変更したい場合は「画像>画像拡大縮小」で適当なサイズに変更したりして保存してください。

他にも、色を変えたり、模様を替えたり。…歪んでいるのは気にしない。
080615PlayerButton14.jpg

いつも書いていますが、途中で使っている値は適当なので、いろいろ変更して、もっとマシなものに仕上げてみてください。


そんなこんなで、おしまい。
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コメント一覧

コメント数:2

No1.キレイ!

こんにちは
ボタン、カワイイですね~!
試してみたいと思います(^^

2008年 06月 16日

ばに

No2.スクリプト化希望

綺麗なボタンですね。
是非Step5までの球作成までスクリプトを作成をお願いしたいです。よろしくお願いします。

2008年 09月 04日

fei

Re:スクリプト化希望

feiさん、コメントありがとうございます。

スクリプト化についてですが、作成する予定はありません。
理由は、最近GIMPに時間が割けていないうえ、管理人にはスクリプト作成の知識が無いからです(まぁ、時間とって勉強しろって話なんですが…)。

もし、feiさんはじめ、この返答を読まれている方で、作成する意欲がある方は、ご自由に作成してもらって構いません。
クレジットは無くても良いですし、付けたければ付けてもらっても良いです。
管理人への連絡も不要です。

ただ、feiさんのようにスクリプトを手に入れたい方もいらっしゃいますので、どこぞにアップした場合などは、この記事へコメント頂けると助かります。

という事で、ご要望にはお答えできず申し訳ありません。

2008年 09月 05日

管理人

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