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GIMP思い込みチュートリアルGIMPの使い方

画像編集ソフトGIMPの使い方(チュートリアル)を中心に、GIMPに関する事を書いています。
思い込みで書いている部分もあると思いますので、コメントでのご指摘、随時募集中です。

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GIMPでサイコロ(角丸な直方体)を描く方法・前編(全2回)

081209dice00.jpg最近、時折「上手くいかねぇ~、上手くいかねぇ~」と愚痴っていたサイコロを描く方法です。
最終的に横の画像のようなサイコロが描けます(画像はクリックで拡大します)。

今回はサイコロに仕立て上げていますが、立方体(直方体)な物なら他の物にも応用できます。

また、チュートリアルを2つに分けました。この記事は前編のチュートリアルです。後編は下のリンクからどうぞ。

GIMPでサイコロ(角丸な直方体)を描く方法・後編(全2回)



という事で、前編の詳細は以下の通り。
今回の手順です。

Step6~Step11は後編です。

以下、画像はクリックすると拡大表示します。



Step1.ガイドの設定


GIMPを立ち上げファイル>新しい画像から新しいファイルを作成します。
大きさは400×400px、背景は白。

始めに、表示メニューのガイドを表示ガイドにスナップにチェックが入っていることを確認します。
画像ウィンドウのルーラー(目盛)部分からドラッグするとガイドを追加できます。
縦方向、横方向とも90、200、310に、計6個のガイドを配置します。ガイドとガイドの交点がサイコロの目を配置する所になります。
081209dice01.jpg




Step2.サイコロの面を作成


レイヤー>レイヤーを追加などから新しい透明なレイヤーを作成します。

(塗りつぶし)を使って#eeeeeeで塗りつぶします。

レイヤー>レイヤーを複製でこのレイヤーを2つ複製します。
説明のため3つのレイヤーの名前を下から「3の目」「5の目」「1の目」としておきます。
この3枚のレイヤーを非表示にします。
081209dice02.jpg




Step3.3の目を描く


レイヤー>レイヤーを追加
(楕円選択)で、
「値を固定」にチェック。「大きさ」を選択します。値は「80×80」。
081209dice03.jpg

画像ウィンドウのど真ん中に選択範囲を作ります。この時「ガイドにスナップ」にチェックが入っていると、選択範囲の中心がガイドに近づくとピタッと吸い付きます。

選択範囲を#000000で塗りつぶします。
081209dice04.jpg

レイヤー>レイヤーを追加
(ブレンド)で以下のように設定。

グラデーション Brushed Aluminium
形状円錐形(非対称)

選択範囲の中心から右上にかけてグラデーションをかけます。
レイヤーの不透明度を40、モードをハードライトに設定します。
081209dice06.jpg

レイヤー>レイヤーを追加
(ブレンド)で以下のように設定。

描画色#000000
グラデーション描画色から透明
形状放射状

選択範囲の上から下にかけてグラデーションをかけます。

背景レイヤーを非表示にして画像>可視レイヤーの統合で3つのレイヤーを1つにします。
081209dice07.jpg

レイヤー>レイヤーを複製で、このレイヤーを2つ複製します。
(移動)を使ってサイコロの3の目になるように、3つのレイヤーを配置します。この時、目の中心がガイドとガイドの交点になるように配置します。
081209dice08.jpg

レイヤー「3の目」を表示します。
画像>可視レイヤーの統合で4つのレイヤーを1つにします。この時、統合されたレイヤーの大きさは「キャンパスサイズ」を指定します。
081209dice09.jpg

統合したレイヤーは、とりあえず必要無いので非表示にしておきます。



Step4.5の目を描く


レイヤー「5の目」を表示。
レイヤー>レイヤーを追加で「5の目」の上にレイヤーを追加。
選択範囲を#000000で塗りつぶします。

レイヤー>レイヤーを追加
(ブレンド)で以下のように設定。

グラデーション Brushed Aluminium
形状円錐形(非対称)

選択範囲の中心から左上ににかけてグラデーションをかけます。
レイヤーの不透明度を20、モードを「ハードライトに設定します。」
081209dice10.jpg

レイヤー>下のレイヤーと結合で2枚のレイヤーを1枚にします。
このレイヤーを4つ複製し、サイコロの5の目になるように配置します。目の中心がガイドとガイドの交点になるように配置してください。
画像>可視レイヤーの統合で表示状態にある6つのレイヤーを1つにします。この時、統合されたレイヤーの大きさは「キャンパスサイズ」に設定します。
081209dice11.jpg

統合したレイヤーは、とりあえず必要ないので非表示にしておきます。



Step5.1の目を描く


レイヤー「1の目」を表示。
レイヤー>レイヤーを追加などから、「1の目」の上に新しい透明なレイヤーを作成します。
(楕円選択)で、
値を固定にチェック、「大きさ」を選択、値は「120×120」。
画像ウィンドウのど真ん中を選択します。

選択範囲を#cc0000で塗りつぶします。
081209dice12.jpg

レイヤー>レイヤーを追加
(ブレンド)で以下のように設定。

グラデーション Brushed Aluminium
形状円錐形(非対称)

選択範囲の中心から下に向ってグラデーションをかけます。
レイヤーの不透明度を20、モードをハードライトに設定します。
081209dice13.jpg

レイヤー>レイヤーを追加
(ブレンド)で以下のように設定。

描画色#000000
グラデーション描画色から透明(反転にチェック)
形状放射状

選択範囲の上から下ににかけてグラデーションをかけます。
レイヤーの不透明度を50に設定します。
081209dice14.jpg

画像>可視レイヤーの統合で表示してある4つのレイヤーを1つにします。
081209dice15.jpg

以降、ガイドは必要ありません。非表示にしたい方は表示>ガイドを表示のチェックを外してください。

前編はここまでです。続きは下のリンクからどうぞ。

GIMPでサイコロ(角丸な直方体)を描く方法・後編(全2回)

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