パターンを使って塗りつぶしてみた場合と、サムネイルで表示されている小さな画像とだとイメージが結構違ったので、前の4つの記事で、塗りつぶした場合、どういった具合になるかをまとめました。それらのページは以下の4つ。
パターンについて その1
パターンについて その2
パターンについて その3
パターンについて その4
で、以下ではパターンの追加方法や、作成方法などをまとめてみようと思います。
パターンは、あらかじめ作成した四角い画像を敷き詰めていく効果です。タイルを敷き詰める感じを想像すると分かりやすいと思います。
や
を使って描いたり、
で指定した範囲を塗りつぶしたりします。
また、写真の上にパターンで塗りつぶしたレイヤーを重ねて効果を出す事もできます。
コレが元の画像(クリックで拡大します)。
この画像の上にレイヤーを追加して、パターンで塗りつぶし、レイヤーのモードを「オーバレイ」にすると、
ひび割れ(Dried mud 使用)や
クシャクシャとした紙質(Crinkled Paper 使用)
が出せたりします。
また、パターンはあらかじめ用意されているモノの他、インターネット上で公開されているものや、自分で作ったものを追加する事ができます。
ネット上で公開されているものに関しては
「GIMP2を使おう」さんの「パターン(Patterns)」の項でまとめられているので、そちらを参考にしてみてください。
ここでは、自分でパターンを作成する、超簡単な方法を紹介していきます。
まず、50×50ピクセルで新しいファイルを作成します。
鉛筆を使って左と下をL字型に線を引きます。太さは適当で良いです(ここでの太さは5ピクセル)。
次に、「Script Fu → 選択領域 → パターンへ」をクリック。
パターン名とファイル名を記入して「OK」クリック(この時、全角文字を使うとエラーが出るので注意してください)。
コレで、パターンが追加されます。
ここで、400×300ピクセルで新しいファイルを作成します。
先ほど作成したパターンを指定して、塗りつぶしてみると、
ってな感じになります。
追加したパターンが見当たらない場合、パターンのウィンドウの下側にある更新ボタンをクリックしてみてください。
同じ要領でもっと複雑なパターンがが作れるってわけです。
※今回グリッドを描きましたが、グリッドは「フィルタ → 下塗り → パターン → グリッド」あるいは「Script Fu → 下塗り → グリッド」を使って描くことができます。
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